借金の時効援用日記 令和2年9月18(金)【泉南行政書士事務所】
借金の時効援用専門の泉南行政書士事務所:行政書士の林でございます。
今日は、住宅ローンをお考えのお客様が信用情報を取り寄せたら三菱UFJニコスの延滞中の情報(いわゆるブラックリスト)が出てきたので、時効援用での解決のご依頼をいただいたケースをご紹介いたします。
このお客様は、住宅ローンを組む前に不動産屋から信用情報の取り寄せを薦められて開示をしてみたら三菱UFJニコスの延滞情報が出てきたとのことでした。
住宅ローンの予備審査前の『健康診断』の様なもので、私もこの順番で進められるのがいいと思います。
というのも、住宅ローンの予備審査に落ちてから信用情報を取り寄せる方がよくいるのですが、その場合、信用情報に審査に落ちた情報が6か月残されてしまいますので、それから仮に時効援用でブラックリストが抹消されても他社で審査に落ちている情報を見て審査で落とされる、いわゆる『申込ブラック』といわれる問題までは解消できないからです。
このお客様の場合は、時効援用後、CICに過去に延滞をしたけれど完了した、いわゆる『グレー情報』が5年間残されても違法性の無いものでした。
去年当事務所で2債権時効援用をご依頼いただいて、1件は完全に抹消、もう1件はCICにグレー情報が5年間残ってしまったお客様が、先月住宅ローンに通ったご報告をいただきました。
グレーな情報はローン審査の足を引っ張る情報ではございますが、ローン審査は信用情報の他に、年収、勤続年数、在職確認、担保や頭金なども審査の対象ですので、信用情報以外の部分で頑張れば住宅ローンに通る方もおられます。
今日はこのお客様の他にも信用情報を取り寄せたら新生フィナンシャルで6年延滞のブラックリストが出てきたので時効援用のご依頼をいただいたお客様もいましたが、こちらもCICにグレーな情報が5年間残されても違法性の無いものでした。
たとえ5年間グレーな情報が残るとしても、借金問題はいつかは解決をさせないといけないときが来ます。
相談は無料、時効援用1案件24,000円(税抜)で解決します。