セゾンファンデックスからメールが届いたとのことで時効の援用についてご相談をいただきました
昔、債務整理をしたけれど2社だけ完済できず、その後信用情報(CIC)を開示して1社は完済したものの、もう1社がCICに載ってなかったので10年近く払っていなかったとのことでした。
昨日ショートメール(SMS)が届いて電話番号で調べたところ、セゾンファンデックスからのメールであることが判明し、債務整理後完済できていなかったのが、確かクレディセゾンかセゾンファンデックスであった記憶があったので時効援用についてご相談をいただき、ご依頼をいただく流れとなりました。
◎借金の時効援用日記 令和3年6月26日【泉南行政書士事務所】
▼任意整理後の消費者金融の借金の時効期間は5年
債務整理で最も一般的なのが任意整理(裁判外の和解)ですが、その他に裁判上の和解や特定調停、個人再生なども債務整理の一種ということになります。
任意整理(裁判外の和解)後の消費者金融の借金の時効期間は5年ですが、裁判上の和解や特定調停、個人再生後の借金の時効期間は10年となります。
任意整理後の消費者金融の借金であれば、
①5年以上払っていない
②5年以上債権者と話し合いをしていない
③10年以上裁判を起こされていなかった
以上の条件が揃っていれば時効期間は満了していますので、あとは債権者(セゾンファンデックス)に対して時効援用をすることで借金は消滅しますので、今後メールや電話で請求をされることも、裁判を起こされたり給料の差し押さえなどのリスクも無くなります。
▼セゾンファンデックスはJICCのみに情報を登録しています
「なぜCICに情報が載ってなかったのですか?」と疑問に思っておられました。
信用情報機関はJICC・CIC・JBA(全国銀行協会)と3つあり、それぞれ登録している業者(会員)の情報を載せています。
セゾンファンデックスはJICCのみに登録している業者ですので、おそらくJICCを開示するとセゾンファンデックスで10年近く延滞をしている、いわゆる【ブラックリスト】と呼ばれる情報が載っていることが予想されます。
時効援用後はセゾンファンデックスのブラックリストは抹消されますので、これで長年のブラックリストからようやく解放されるということになります。
▼まとめ
長年放置されてきた借金問題もいつかは解決をさせないといけないときが来ます。
解決の方法は、払うのか、時効援用をするのか、自己破産など法的整理をするのか?
5年以上払っていない借金であれば、まずは時効援用から検討するのがよいと思います。
借金の時効援用専門の泉南行政書士事務所では、相談無料、追加費用は無しの安心価格、時効援用1案件26,400円(税込)で解決します。
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