約10年前から消費者金融の返済を怠っているのですが時効の援用が可能か知りたいです
「約10年くらい前から消費者金融の返済を怠っているのですが時効の援用が可能か知りたいです。」とのご相談をいただきました。
◎借金の時効援用日記 令和3年10月9日【泉南行政書士事務所】
▼消費者金融の借金には時効があります
現在、オリンポス債権回収からアプラスパーソナルローンで作った借金の請求が来ているのですが、他にも10年くらい放置している消費者金融の借金が1件あり、そちらは請求が来なくなったとのことでした。
■オリンポス債権回収(アプラスパーソナルローン)の件
アプラスパーソナルローンなど、消費者金融の借金であれば、
①5年以上払っていない
②5年以上債権者と話し合いをしていない
③10年以上裁判を起こされていなかった(判決の出る前であれば間に合います)
以上の条件が揃っていれば時効期間は満了となりますので、あとはアプラスパーソナルローンから債権を譲り受けたMKゼータから債権回収業務を受託しているオリンポス債権回収に対して時効援用をすることでアプラスパーソナルローンで作った借金は消滅しますので、今後請求をされることも、裁判を起こされたり給料の差し押さえなどのリスクも無くなります。
■請求が来なくなった借金の件
オリンポス債権回収の件も、請求の来なくなった他の1件も、時効援用は可能なものでした。
ただし、消費者金融の借金を放置していると、アプラスパーソナルローンと同じように債権譲渡(借金が売買されて債権者が交代する)をされていることも珍しくありません。
ですので、あとは、請求の来なくなった借金の現在の債権者さえ分かればお客様の借金問題はきれいに解決できるということになります。
ですので、一度信用情報(JICCとCIC)を開示することをお薦めいたしました。
信用情報のことを俗に『ブラックリスト』と呼ばれるように、信用情報機関に登録されている消費者金融が現在の債権者であれば、約10年延滞中のいわゆる『ブラックリスト』が載っているはずです。
信用情報を開示することで債権者の特定ができれば、そちらも時効援用で解決させる予定で進行中です。
▼まとめ
長年放置されてきた借金問題もいつかは解決をさせないといけないときが来ます。
解決の方法は、払うのか、時効援用をするのか、自己破産など法的整理をするのか?
5年以上返済をしていない借金であれば、まずは時効援用から検討していくのがよいと思います。
借金の時効援用専門の泉南行政書士事務所では、相談は無料、追加費用は無しの安心価格、時効援用1案件26,400円(税込)で解決します。
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