借金を時効援用で消滅させた後のお話
先月、引田法律事務所への時効援用のご依頼をいただいたお客様で、10月中旬以降にアフターフォローを希望していたお客様と時効援用後のお話をしました。
◎借金の時効援用日記 令和3年10月19日【泉南行政書士事務所】
▼借金問題は最終的な着地点が重要です
昔、消費者金融や信販会社から借金をたくさんしてしまい、返済できなくなっているとのことでした。
どれも20年以上払っていない借金なので時効を使って解決できるのですが、時効援用を知らなかったのでアイフルとレタスカードの借金は元金一括和解の提案に応じて支払って解決させたとのことでした。
当事務所の記事をインターネットでご覧いただき、引田法律事務所から請求(通知書など)が来ている武富士の借金で時効援用のご依頼を先月いただきました。
武富士など、消費者金融の借金であれば、
①5年以上払っていない
②5年以上債権者と話し合いをしていない
③10年以上裁判を起こされていなかった
以上の条件が揃っていれば時効期間は満了していますので、あとは武富士の借金を引き継いだ日本保証の代理人である引田法律事務所に対して時効援用をすることで武富士の借金は消滅します。
時効援用をした後、それまでしつこい請求が来ていた引田法律事務所からの請求がぴたっと来なくなったとのことでした。
これで、今後請求をされることも、給料の差し押さえなどのリスクも無くなりました。
ただ、まだ2社ほど、請求も来なくて放置されている借金が残っているとのことでした。
時効期間が経過している借金を放置するのはリスクばかりです。
先月時効援用で消滅させた武富士の借金も、元金の30数万円が20数年放置したことにより遅延損害金が膨らみ、200万円以上の請求が来ていました。
まだ放置されている2社の借金で、結局自己破産をしてしまう事になってしまった場合、元金一括和解で解決をさせたことも、時効援用で武富士の借金を消滅させたことも意味が無くなってしまいます。
そこで、信用情報の開示をお薦めしていました。
日本にはJICC、CIC、JBA(全国銀行協会)と3つの信用情報機関があります。
お客様のお話では銀行系の借入は無いとのことでしたので、JICCとCICの信用情報を開示することで、日本保証の情報(武富士の借金)が時効援用によって消えて無くなっていること、アイフルとレタスカードの情報がどうなっているのか(債務整理情報が載っているのか?過去に延滞をしたけれども完了している情報が載っているのか)、そして別件でまだ延滞中の情報(いわゆるブラックリスト)が載っているのかが確認できます。
そこで現在も延滞中の情報が出てきた場合、時効援用でこちらも解決をさせることをご提案させていただいておりました。
ご家族とも相談したいとのことで、10月中旬以降にアフターフォローをご希望されていたので本日お電話をさせていただきましたところ「嫁に相談したら、ローンを組む予定が無いので急がなくていい」と言われたとのことでした。
今後ローンを組む組まないとは別問題で、いつかは絶対に解決をさせないといけないときが来るのですが、お客様一人ひとり事情がありますので、またご連絡いただいたときには全力で対応させていただきます。
▼まとめ
借金の時効援用専門の泉南行政書士事務所では、相談は無料、追加費用は無しの安心価格、時効援用1案件26,400円(税込)で解決いたします。
時効援用後のアフターフォローも充実していますので是非ご利用くださいませ。
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