支払いが完了していると思っていたけれども完済していなかった借金の情報がCICに残っていたお客様から時効援用のご依頼をいただきました
以前にクレジットカード等の多重債務で、11年前に個人再生をして、支払いも全て完了していたとのことでした。
約5年前にCICの信用情報開示を申請したところ、新生パーソナルローンのクレジット情報(延滞中のいわゆるブラックリスト)が残っており、保有期限の欄が空白になっていたのを今日まで放置していたとのことでした。
◎借金の時効援用日記 令和3年10月28日【泉南行政書士事務所】
▼完済したはずなのに...?
個人再生のときにシンキ(現:新生パーソナルローン)も完済したとのお話でした。
完済を証明する書類があれば新生パーソナルローンに誤情報の訂正をしてもらうのが本来の筋道なので、個人再生を依頼した司法書士さんに完済しているのか、完済を証明する書類が残っているのか確認することをお薦めしました。
そして、確認をしてもらったところ、実はシンキ(新生パーソナルローン)だけ完済していないことが判明いたしました。
▼5年以上放置された借金は時効援用をすることで消滅させることができます
昔、初めの1週間は無金利で、ノーローンというブランド名の消費者金融で有名だったシンキですが、消費者金融の借金には時効があります。
個人再生の後であっても、なくても、シンキ(新生パーソナルローン)など消費者金融の借金であれば、
①5年以上払っていない
②5年以上債権者と話し合いをしていない
③10年以上裁判を起こされていなかった
以上の条件が揃っていれば時効期間は満了となりますので、あとは新生パーソナルローンに対して時効援用をすることでシンキで作った借金は消滅しますので、今後請求をされることも、裁判を起こされたり給料の差し押さえなどのリスクも無くなります。
そしてCICに残っていた新生パーソナルローンの事故情報(いわゆるブラックリスト)も時効で処理され、このお客様の場合は抹消され、新生パーソナルローンの情報そのものが消えて無くなるるパターンでした。
※過去に延滞をしたけれども完了しているグレーな情報を5年間残されるパターンもありますのでご注意ください。
▼まとめ
今回のケースは多少イレギュラーがあった借金問題でしたが、長年放置されてきた借金問題もいつかは解決をさせないといけないときが来ます。
解決の方法は、払うのか、時効援用をするのか、自己破産など法的整理をするのか?
5年以上放置された借金の場合は時効援用からご検討ください。
借金の時効援用専門の泉南行政書士事務所では、相談は無料、追加費用は無しの安心価格、時効援用1案件26,400円(税込)で解決します。
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