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執行文が届いたお客様から時効の援用ができるのか、ご相談をいただきました。

2022/01/07
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日本保証代理人引田法律事務所から武富士の借金で「法的手続移行通知」等が届いていたお客様に、今度は広島簡易裁判所から「執行文」が届いたとのことで、時効の援用ができるのか?とのご相談をいただきました。

 

◎借金の時効援用日記 令和3年11月15日【泉南行政書士事務所】

 

時効期間は5年?10年?

執行文(承継執行文)とは、武富士の借金で過去に裁判を起こされ、その借金を現在は日本保証が承継しているので、日本保証が給料の差押えなど強制執行ができる裁判所のお墨付きの様なものです。

 

武富士など、消費者金融の借金の時効期間は原則として5年ですが、裁判を起こされた場合、基本的には時効期間が10年に伸長されます。

今回のお客様の場合は、執行文に記載されていた債務名義の事件番号から10年以上経過していました。

お客様のご記憶でも、

①10年以上払っていない

②10年以上債権者と話し合いをしていない

③10年以上差押えをされていない

④10年以上裁判を起こされていなかった

以上の条件が揃っていたので時効期間は満了していました。

ですので、あとは現在の債権者(日本保証)の代理人である引田法律事務所に対して時効援用をすることで武富士の借金は消滅しますので、今後請求をされることも、給料の差押えなどのリスクも無くなります。

あと、信用情報機関(JICC)に登録されている日本保証で延滞中の情報(いわゆるブラックリスト)も時効で処理され、抹消されます。

 

支払督促?訴訟?

このお客様の場合は、債務名義の事件番号から、仮執行宣言付支払督促が確定していたことが分かりました。

インターネットで情報を収集されている一般の方々に間違った情報が出回っているので補足しておきます。

 

仮執行宣言付支払督促が確定した場合

このお客様の場合は、債務名義の事件番号が平成〇〇年(ロ)第〇〇号となっていました。

消費者金融などの借金で事件番号に(ロ)と書かれている場合は、基本的には支払督促と考えてよいと思います。

今回のお客様の場合は、武富士で2年ほど延滞しているところで支払督促を申立てられ、確定から10年以上放置されているので時効援用ができるというパターンでした。

 

ところが、消費者金融の借金の時効期間は原則として5年ですので、5年以上放置していた状態で(すでに時効期間が経過している状態で)支払督促を申立てられ、それを無視をした結果、仮執行宣言付支払督促が確定した場合であれば、今すぐにでも時効援用ができます(宮崎地方裁判所 令和2年(レ)第10号:令和2年10月21日判決)。

このパターンであれば、時効が中断(更新)されたり、時効期間が10年に伸長されることはありませんのでご注意ください。

 

訴訟(確定判決)の場合

訴訟の場合、事件番号が(ハ)となります。

支払督促で異議申立てをした場合も訴訟に移行します。

訴訟の場合、確定判決から10年間は時効になりません。

 

▼まとめ

長年放置されてきた借金問題もいつかは解決をさせないといけないときが来ます。

解決の方法は、払うのか、時効援用をするのか、自己破産など法的整理をするのか?

借金の時効援用専門の泉南行政書士事務所では、相談は無料、追加費用は無しの安心価格、時効援用1案件26,400円(税込)で解決します。

 

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