CICとJICC(信用情報)を取り寄せたら2件延滞情報(いわゆるブラックリスト)が出てきたとのことで時効援用のご相談をいただきました
今は全く請求が来ないけれど、去年の9月に住宅ローンの審査に落ちたので、夫の信用情報機関(CICとJICC)の情報を取り寄せたところ、アコムと全日信販の延滞情報が載っていたというお客様から時効援用のご相談をいただきました。
◎借金の時効援用日記 令和3年11月19日【泉南行政書士事務所】
▼5年以上放置された借金は時効援用をすることで消滅します
1年ちょっと前に開示された信用情報でしたので、まだ全日信販の情報が載っていましたが、現在では全日信販は信用情報機関から退会しているので、最新の開示情報を取り寄せた場合、全日信販の情報は消えて無くなっているはずです(借金が消えたということではありません)。
アコムが14年ぐらい延滞している情報で、全日信販はいつから延滞しているのか日付が記載されていませんでしたが、アコムと同時期のものであるとのことでした。
アコムや全日信販など、消費者金融や信販会社の借金であれば、
①5年以上払っていない
②5年以上債権者と話し合いをしていない
③10年以上裁判を起こされていなかった
以上の条件が揃っていれば時効期間は満了していますので、あとは(現在の)債権者に対して時効援用をすることで借金は時効となり消滅しますので、今後請求をされることも、裁判を起こされたり給料の差し押さえなどのリスクも無くなります。
あと、信用情報も時効で処理され、すぐに抹消されるか、過去に延滞をしたけれども完了したグレーな情報となり5年後に抹消されます。
今回の相談者のご主人様の場合、時効援用後はすぐに抹消されるケースでしたので、現在ご利用中の携帯会社の綺麗な情報のみとなりますので、今後住宅ローンを組むときに信用情報が足を引っ張ることも無くなります。
▼信用情報には載っていなかったけれど、プロミスの借金も同じ時期から延滞している?
プロミスの借金も同時期から払っていないとのことでした。
プロミスで延滞をしていると、SMBCコンシューマーファイナンスで延滞をしている情報が信用情報に登録されます。
ただ、SMBCコンシューマーファイナンスは、いつまでも返済をしてもらえない借金を債権回収会社(アビリオ債権回収)に債権譲渡をすることがよくあります。
債権譲渡とは、借金が売買されて債権者が交代したことを意味します。
その場合、SMBCコンシューマーファイナンスで延滞をしていた情報を残したまま債権者が交代した情報が登録され、債権譲渡から5年で抹消されます。
債権回収会社は信用情報機関には登録されていませんので、債権者が交代した後の情報は信用情報には載っていませんので、債権譲渡から5年以上経過している場合、プロミス(SMBCコンシューマーファイナンス)の情報は消えて無くなっているということになります(借金が消えて無くなっているということではありません)。
▼まとめ
長年放置されてきた借金問題もいつかは解決をさせないといけないときが来ます。
解決の方法は、払うのか、時効援用をするのか、自己破産など法的整理をするのか?
借金の時効援用専門の泉南行政書士事務所では、相談は無料、追加費用は無しの安心価格、時効援用1案件26,400円(税込)で解決します。
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