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裁判を起こされた案件で時効援用のご相談をいただきました

2022/02/02
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借金を払わずに放置をしていると、裁判を起こされて裁判所から通知が届くケースがあるのですが、本日は、アイクの借金でオリンポス債権回収から支払督促を申立てられたお客様と、サンライフから訴訟を起こされたお客様から時効援用のご相談、ご依頼がありましたので、昔の借金を時効で消して解決をする場合の訴訟と支払督促の違いを簡単に解説をいたします。

 

◎借金の時効援用日記 令和3年12月2日【泉南行政書士事務所】

 

消費者金融の借金の時効期間は5年

アイクやサンライフなど、消費者金融の借金であれば、

①5年以上払っていない

②5年以上債権者と話し合いをしていない

③10年以上裁判を起こされていなかった(判決の出る前であればまだ間に合います)

以上の条件が揃っていれば時効期間は満了していますので、後は債権者に対して「時効援用」をすることで借金は消滅しますので、今後請求をされることも、給料の差し押さえなどのリスクも無くなります。

 

時効援用は裁判上、裁判外を問わずいつでもできるので、特に争訟の必要性や個人的な希望がないのであれば、裁判外で時効援用をする方が費用面、労力面、リスク面を考えると良いということになります。

 

▼訴訟を無視したらどうなるの?

「時効援用」をすることで借金は時効消滅しますので、時効期間が経過している借金であっても時効援用をせずに無視してしまうと、裁判官が相手の言い分だけを聞いて審理をして判決を出すことになりますので、架空請求などの例外を除き、支払いの判決が出るのが一般的となっております。

時効期間経過後の借金で訴訟を無視した場合、確定判決により時効期間は10年に伸長されますので、確定判決から10年間は時効援用が使えなくなります。

そして、債権者は給料の差押えなど強制執行をすることができるようになり、強制執行をされると、さらに強制執行から10年間時効での解決ができなくなります。

 

時効期間経過後の借金で訴訟を起こされてから借金を時効消滅させるのであれば、最低でも判決が出る前に時効援用をする必要があります。

口頭弁論期日を待つ(裁判上の時効援用)のではなく、早い段階で裁判外で時効援用をして借金を消しておけば裁判で争う理由が無くなりますので、裁判の取下げで解決ができます。

 

支払督促の場合は?

支払督促を無視した場合、仮執行宣言付支払督促に移行し、さらに2週間無視をすると仮執行宣言付支払督促が確定します。

督促異議申立てをした場合は内容にもよりますが、原則として訴訟に移行します。

 

支払督促(1回目)を無視して仮執行宣言が付された段階で給料の差押えなど、強制執行のリスクが生じます。

しかし、たとえ仮執行宣言付支払督促が確定したとしても、訴訟のように裁判官による審理や判断をされたものではない(裁判所の書記官による手続き)ので、確定判決と異なり既判力(一度裁判官が審理、判断して決まったことは後から蒸し返しができない)が認められないので、そもそも架空請求であった場合や仮執行宣言付支払督促の確定以前に時効期間が経過していたのであれば蒸し返すことができます。

 

つまり、時効期間経過後に支払督促を無視して仮執行宣言付支払督促が確定した後でも時効援用はできるということです。

ただ、支払督促を無視すると仮執行宣言が付されて強制執行のリスクが生じますので、裁判所から支払督促が届いた場合は2週間以内に裁判外で時効援用をしてしまった方が良いと思います。

 

▼まとめ

時効期間経過後に支払督促を無視して仮執行宣言付支払督促が確定した場合、仮執行宣言付支払督促の確定から10年間は時効にならないという、法理論や裁判所の判断に反する「都市伝説」のような情報がネット上で出回っているようで、先日も時効にはならないと信じていたために不利益を被るおそれのあったお客様がおられました。

 

長年放置されてきた借金問題もいつかは解決をさせないといけないときが来ます。

解決の方法は、払うのか、時効援用をするのか、自己破産など法的整理をするのか?

借金の時効援用専門の泉南行政書士事務所では、相談は無料、追加費用は無しの安心価格、時効援用1案件26,400円(税込)で解決します。

 

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