JICCを開示したらアイフルの延滞情報が載っていたとのことで時効援用のご依頼いただきました
17年ぐらい前に借金があったのですが、海外から帰国できなくなって2年滞在する羽目になり、その後帰国をしましたが借金の問題があることを忘れていて、てっきり親が処理してくれたのかと思い込んでいましたが、先日実家に帰ったら200万円以上にふくれあがった借金の請求がクレディアから来ているとのことで当事務所にご相談をいただき、クレディアへの時効援用のご依頼をいただいておりました。
その際に、クレディア以外にも借金があったとのことでしたので、一度信用情報(JICCとCIC)を開示することをお薦めしておりました。
信用情報に延滞中の情報(いわゆるブラックリスト)が載っていた場合は、そちらも時効援用で解決をさせるという段取りです。
◎借金の時効援用日記 令和3年12月11日【泉南行政書士事務所】
▼JICCとCIC、開示される条件(本人特定要件)
昔の住所は分かるけれども、昔の電話番号が分からないとのことでしたので、まずはJICCだけでも開示することをお薦めしました。
■JICC|開示される条件
同姓同名の人と区別をするために、以下の内から3点の一致が要求されます。
①名前
②生年月日
③郵便番号
④電話番号
⑤免許証番号
つまり、苗字、名前が変わったことのない人の場合は、名前、生年月日、郵便番号の3点が一致すれば、理論上、JICCに登録されている全ての情報が出てくるということになります。
※昔の住所の調べ方は?
本籍地の役場で戸籍の附票と改正原戸籍の附票を取り寄せれば、その本籍地にいた間の住民票の記録が残っています。
■CIC|開示される条件
CICの場合、JICCと異なり、郵便番号で本人特定ができませんので、
①名前
②生年月日
③電話番号
④免許証番号
のうちの3点の一致が要求されます。
例えば、名前、生年月日、免許証番号の3点の一致で理論上では全ての情報が開示されるのですが、我々のように毎日たくさんの信用情報を見ていると、免許証番号の登録が抜けているケースをちらほらと見かけます。
ですので、CICの全ての情報を確認するのであれば昔の電話番号も必要というのが実務の現場では定説のようになっています。
※昔の電話番号の調べ方は?
電話会社に問い合わせて調べてもらうのがセオリーなのですが、古すぎるなどの理由で教えてもらえないこともあります。
ただ、実務の現場では、JICCや全銀協(JBA)の信用情報を開示したら昔の電話番号が載っていたというケースがちらほらとあります。
先日、当職がプライベートで使っている銀行の案内に、口座開設当時の昔の固定電話と携帯電話の番号が載っておりました。
他には、レンタルDVDのお店などに「自分の個人情報が昔の電話番号で登録されていると思うので確認させてください」と問い合わせたところ教えてもらえたというケースのご報告をいただいたこともございました。
▼5年以上放置された借金は「時効援用」をすることで消滅します
JICCを開示したところ、アイフルで17年延滞中の情報(いわゆるブラックリスト)と、その他は現在利用中の綺麗な情報が出てきました。
アイフルの借金もクレディアと同様に時効援用を使って消滅させたいとのことでしたので時効援用のご依頼をいただきました。
▼まとめ
長年放置されてきた借金問題もいつかは解決をさせないといけないときが来ます。
解決の方法は、払うのか、時効援用をするのか、自己破産など法的整理をするのか?
借金の時効援用専門の泉南行政書士事務所では、相談は無料、追加費用は無しの安心価格、時効援用1案件26,400円(税込)で解決します。
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