アペンタクル(旧ワイド)から訴訟を起こされた件で、時効援用によりアペンタクルが裁判の取下げをした旨の書面が届きました
アペンタクル(旧ワイド)から訴状が届いてしまい、どうしようか困っていたところ、当事務所のサイトを見つけたとのことで時効援用のご依頼をいただいたお客様から「アペンタクルが裁判の取下げをした旨の書面が届いております」とのご報告をいただきました。
◎借金の時効援用日記 令和4年2月7日【泉南行政書士事務所】
▼アペンタクル(ワイドの借金)から訴状が届いた場合の注意点
■5年以上放置された借金には時効があります
ワイドなど消費者金融の借金であれば、
①5年以上払っていない
②5年以上債権者と話し合いをしていない
③10年以上裁判を起こされていなかった(判決の出る前であれば間に合います)
以上の条件が揃っていれば時効期間は満了していますので、後はアペンタクルに対して「時効援用」をすることで昔ワイドで作った借金は消滅しますので、今後請求をされることも、給料の差し押さえなどのリスクも無くなります。
■裁判所からの通知は受け取ってください
裁判所からの通知を受け取ったこと自体が不利益に取り扱われることは無いので、裁判所からの通知は必ず受け取ってください。
■まずは時効援用で解決ができないのか確認してください
裁判所から送られてきた「答弁書」や、アペンタクルから送られてきた「確認書」で分割払いの希望を書いて提出をする前に、時効援用で解決ができないのか確認するようにしてください。
分割払いの希望をしてしまうと、法理論上、アペンタクルの権利(請求権など)を認めたこと(債務承認)になって時効での解決が困難になるリスクが生じます。
アペンタクルから送られて来る「確認書」には勤務先の記載欄がありますが、アペンタクルに勤務先を知られると、アペンタクルは判決を取って給料の差押えができるようになってしまいますので、結果としてアペンタクルは裁判外の和解に応じるメリットが無くなってしまいます。
まずは時効援用で解決ができるのか、出来ないのであれば分割和解、時効援用も支払いもできないのであれば自己破産など法的整理という順番で検討していかないと、やり直しのできる事とできない事がありますのでご注意ください。
■口頭弁論期日を待たず、裁判外で時効援用をすれば「裁判の取下げ」で解決ができます
もし、時効の条件が揃っているのであれば、口頭弁論に持ち込むのではなく、口頭弁論期日前に裁判外で時効援用をして裁判を取り下げてもらった方が、費用、労力、リスクともに軽減できます。
▼まとめ
長年放置されてきた借金問題も、いつかは解決をさせないといけないときが来ます。
解決の方法は、払うのか、時効援用をするのか、自己破産など法的整理をするのか?
訴訟を無視してしまうと、アペンタクルの言い分だけを聞いて裁判をされてしまいますので、結果として支払の判決がでてしまい、そこから10年間は時効での解決ができなくなってしまいます。
借金の時効援用専門の泉南行政書士事務所では、相談は無料、追加費用は無しの安心価格、時効援用1案件26,400円(税込)で解決します。
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