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三菱UFJ銀行カードローンの借金でエム・ユー・フロンティア債権回収から請求のハガキが来たとのことで時効援用のご依頼をいただきました

2022/05/17
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三菱UFJ銀行カードローンの借金の請求がエム・ユー・フロンティア債権回収から来たとのことで時効援用のご依頼をいただきました。

 

◎借金の時効援用日記 令和4年2月9日【泉南行政書士事務所】

 

一般的な銀行のローンの時効

三菱UFJ銀行カードローンをはじめとする銀行のローンを組む際には保証会社が付いていることが一般的です。

今回のケースは、三菱UFJ住宅ローン保証株式会社が保証会社となっておりました。

この場合、三菱UFJ銀行カードローンを滞納すると、三菱UFJ銀行は保証会社である三菱UFJ住宅ローン保証に保証契約の履行をさせます。

つまり、滞納をした本人に代わって保証会社が銀行に弁済をします(これを代位弁済といいます)ので、銀行のローンはその時点で消滅します。

そして今度は、保証会社が代位弁済に要した費用を、銀行のローンを滞納した本人に対して弁済を求める権利(これを求償権といいます)が生じます。

 

要するに、今回、エム・ユー・フロンティア債権回収から請求が来ているのは銀行のローンの滞納金そのものの請求ではなく、三菱UFJ住宅ローン保証が銀行のローンの滞納金を立て替えたお金(これを求償金といいます)の請求ということになります。

 

求償権をはじめとする債権は、不動産や中古車と同じように売ってお金に換えることができます(これを債権譲渡といいます)。

今回の場合は、三菱UFJ住宅ローン保証からエム・ユー・フロンティア債権回収に債権譲渡され、エム・ユー・フロンティア債権回収から請求が来ているということでした。

 

このような場合、

①代位弁済日から5年以上経過している

②5年以上払っていない

③5年以上債権者と話し合いをしていない

④10年以上裁判を起こされてなかった

以上の条件が揃っていれば求償債権の時効期間は満了となりますので、後は現在の債権者であるエム・ユー・フロンティア債権回収に対して「時効援用」をすることで借金は消滅しますので、今後請求をされることも、裁判を起こされたり給料の差し押さえなどのリスクも無くなります。

信用情報には載っていなかった?

今回のお客様は、1~2年前にに信用情報を開示して、オリコで12年延滞している情報(いわゆるブラックリスト)があったので当事務所に時効援用のご依頼をいただき解決させたことがありました。

その後オリコの信用情報は「完了」となっており、クレジットカードも作れたとのことでした。

 

ただ、そのときは信用情報に三菱UFJ銀行や三菱UFJ住宅ローン保証、エム・ユー・フロンティア債権回収の情報は載っていませんでした。

 

そのことについて1~2年前にお客様には説明済だったのですが、信用情報は貸金業法で義務付けられているもので、エム・ユー・フロンティア債権回収など、法務大臣の許可を得ている債権回収会社は債権の回収のみをする会社であり、貸金業法でいう「貸金業者」には該当しないので信用情報機関には登録されていません。

今回のケースでは、三菱UFJ住宅ローン保証の延滞情報(いわゆるブラックリスト)がもともとは信用情報に載っていたのですが、エム・ユー・フロンティア債権回収に債権譲渡されたときに債権者が交代した情報が登録され、そこから5年後に三菱UFJ住宅ローン保証の情報は削除されます。

ところが、三菱UFJ住宅ローン保証から債権者が交代した後のエム・ユー・フロンティア債権回収は信用情報機関とは関係のない会社ですので、債権者が交代した後の情報は信用情報には載っておりませんので、事実上、信用情報は債権回収会社に債権譲渡をされてから5年で綺麗になります

単に、信用情報から情報が消えただけであって、借金自体が消えた訳ではないということです。

 

▼まとめ

長年放置されてきた借金問題もいつかは解決をさせないといけないときが来ます。

解決の方法は、払うのか、時効援用をするのか、自己破産など法的整理をするのか?

借金の時効援用専門の泉南行政書士事務所では、相談は無料、追加費用は無しの安心価格、時効援用1案件26,400円(税込)で解決します。

 

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