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れいわクレジット管理株式会社から「催告書」「通知書」が届いたら

2023/01/11
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れいわクレジット管理株式会社から「催告書」「通知書」が届いた相談が本日は3件ございました。

昨日のブログでは、れいわクレジット管理株式会社から催告書が届いたけれども「身に覚えがない」「解消していると認識している」という件で時効を使って解決をさせる事例を説明いたしましたが、今回は「うろ覚えですが借りてたような気がします」という相談が3件あったので紹介します。

 

◎借金の時効援用日記 令和4年3月30日【泉南行政書士事務所】


事例1:れいわクレジット管理株式会社から通知書が届きました。

「れいわクレジット管理株式会社から通知書が実家に届きました。2/17までに連絡の上、約14万円を支払うように記載されています。ニコスカードでうる覚えですが借りてたような気がします。時効援用が出来ると聞き問合せしました。」

との、お問合せフォームからの相談メールをいただきました。

 

ニコスカードなど、クレジットカードの借金であれば、

①5年以上払っていない

②5年以上債権者と話し合いをしていない

③直近10年間裁判を起こされていなかった(判決の出る前であれば間に合います)

以上の条件がそろっていれば、後は三菱UFJニコスの会社分割により債権を引き継いだ現在の債権者である、れいわクレジット管理株式会社に対して「時効援用」をすることで借金は消滅しますので、今後請求をされることも、裁判を起こされたり給料の差し押さえのリスクもなくなります。

 

お客様の記憶では、ニコスカードを使っていたのは20年ぐらい前とのことでした。

5年前に債務整理をした際、ニコスカードの話は一切無かったので、5年以上放置されていることは間違いない(時効ではない証拠が出てくるはずがない)とのことでしたので、時効援用のご依頼をいただきました。

 

長年放置されてきた借金問題もいつかは解決をさせないといけないときが来ます。

解決の方法は、払うのか、時効援用をするのか、自己破産など法的整理をするのか?

借金の時効援用専門の泉南行政書士事務所では、相談は無料、追加費用は無しの安心価格、時効援用1案件26,400円(税込)で解決します。

れいわクレジット管理 通知書

事例2:れいわクレジット管理に電話をしたが、時効の中断(更新)になる話はしていない

れいわクレジット管理から催告書が届き、何の請求をされているのかよくわからなかった(よく覚えていなかった)ので、れいわクレジット管理に電話をしてしまったとのことでした。

 

れいわクレジット管理に対する時効援用の相談が最近急増中ですが、全ての案件に共通しているのが、10年前(2012年)に三菱UFJニコスの会社分割によりMUニコス・クレジットという会社が三菱UFJニコスから債権の一部を引き継ぎました。

このMUニコス・クレジットが会社名を変更したのが現在の「れいわクレジット管理株式会社」なのですが、旧MUニコス・クレジット(現れいわクレジット管理も)はクレジットカードを運営している信販会社ではなく、三菱UFJニコスから引き継いだ債権の「管理」と「回収」をしている会社です。

 

そして、MUニコス・クレジットは、あまりしつこい請求はしてこない会社でした。

ところが、株主と会社名が代わり、令和3年12月以降、特に令和4年に入ってから急に請求をしてきたという相談が急増しているのですが、「10年以上放置されていた」という時効で解決できる案件ばかりです。

 

ですが、れいわクレジット管理と支払いの話をしてしまうと、法理論上、時効期間がゼロに(振り出しに)戻ってしまい、5年間は時効援用が使えなくなるリスクがありますので注意が必要です。

 

※時効期間が成立していたのに再び時効期間がゼロに戻る?「債務承認」とは?

時効の中断(更新)事由があると、時効期間はゼロに戻り、再び進行します。

その時効の中断(更新)事由の一つに「債務承認」というものがあります。

ここでいう「債務承認」とは、れいわクレジット管理の権利(請求権など)を認めることを意味するのですが、れいわクレジット管理の権利を正面から認める行為の他に、一部入金や減額や分割の和解、「必ず払いますので支払いを待ってください」といった支払い猶予のお願いも、れいわクレジット管理の権利を認めたことになり、5年間は時効援用での解決が困難になるリスクがあるのでご注意ください。

 

このお客様の場合、債務承認になる話は一切しなかったとのことで、詳しいお話を確認したところ時効での解決が可能でしたので、時効援用のご依頼をいただきました。

れいわクレジット管理 催告書

事例3:れいわクレジット管理から郵便で2債権の請求が届いた

昨日郵便で、れいわクレジット管理から手紙(催告書)が届いたとのことでした。

れいわクレジット管理の催告書が2通あり、れいわクレジット管理の催告書に記載の「ご利用名称」の欄には両方とも「エネオスビザカード」と記載されており、請求金額は約18万円と約2万円とのことでした。

おそらく、これはエネオスビザカードのキャッシングとショッピングの2債権であると思われます。

1枚のクレジットカードの契約でキャッシングとショッピングの両方が使えるクレジットカードが一般的ですが、理論上はキャッシングとショッピングはそれぞれ利息等も異なる別契約、別債権ということになります。

 

長年請求もなかったので忘れていたけれど、よくよく思い出してみると、15年以上前にエネオスビザカードを利用していて、返済していなかったような覚えがあるとのことでした。

 

このように、れいわクレジット管理の案件はキャッシングとショッピングの2債権という事案の他にも、三菱UFJニコス自体がいろいろな信販会社が合併してできた会社ですので、日本信販とDCカードといった具合に、実はれいわクレジット管理が2債権、3債権と持っているケースが実際にあります。

過去に多重債務があって昔のことでよくわからなくなっている方の場合は、れいわクレジット管理が別債権も持っていることを想定して時効援用をしたほうが良いと思います。

そのように、れいわクレジット管理が2債権、3債権を持っている場合でも、時効援用通知書の通知先は同じ「れいわクレジット管理」ですので、1通の時効援用通知書で、れいわクレジット管理が持っている全ての債権を時効援用する書面を作成することが可能ですので、追加費用は無しの安心価格、時効援用書面作成業務1案件分の26,400円(税込)で全て解決いたします。

 

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