日本保証への時効援用のことで相談がありました(相談無料)
13年くらい前に弁護士に依頼をして自己破産をしたことがあったとのことでした。
そして最近、職場の組合からクレジットカードの勧誘があり、申し込んだところ、審査に通らなかったので、信用情報(JICCとCIC)を開示したところ、JICCに日本保証で延滞中の情報(いわゆるブラックリスト)が載っていたので、どうしたらいいのか分からないのでインターネットで調べていたら無料相談の口コミを見たとのことでご相談をいただきました。
◎借金の時効援用日記 令和5年1月18日~2月11日【泉南行政書士事務所】
▼武富士を含む全てが免責だったと思うのですが...(1月18日)
JICCに載っていた日本保証の延滞情報は、倒産をした武富士の債権を日本保証が引き継いだものであることが予想されました。
日本保証以外には現在利用中のアメックスのきれいな情報だけで、自己破産のときに免責を受けた債権者の情報は、日本保証以外は全て消えているという状況でした。
この場合、自己破産をしたときの免責決定正本と債権者一覧があれば、免責決定から5年以上経過しているので誤情報の訂正ということで日本保証の情報は消してもらえるのですが、13年も前のことですので免責決定正本と債権者一覧は残っていないとのことでした。
このように、長年借金を放置してしまうと、実は払い終わっている、実は免責を受けているという場合でも、後から証明ができなくなるということが、いつか必ず起こってしまいます。
ですので法律で時効期間を定めて(消費者金融や信販会社の借金は原則5年)当事者間や裁判所を通して確認(裁判所を通した場合は10年)をするようになっています。
ただ、時効期間の経過により当事者の意に反して強制的に借金が消滅してしまわないように「時効援用」という制度が法律で定められています。
「時効援用」とは、時効期間が経過しているので時効を使って借金を消す意思表示のことをいいます。
「時効援用」をすることで借金は時効消滅しますので、このお客様の場合、JICCに載っている日本保証で延滞中の情報も抹消され、現在利用中のきれいな情報だけになります。
▼JICCの日本保証の情報が抹消されていました(2月11日)
JICCをスマートフォンで開示したところ、前回の開示ではファイルDを開くと日本保証で延滞中の情報が載っていたのですが、今回の開示では日本保証の情報が時効で抹消されたため、ファイルDの情報が完全になくなり、ファイルDが開けなくなっていたとのことでした。
これでファイルMに載っている現在利用中のきれいな情報のみとなりましたので、今後クレジットカードの申込の審査で信用情報が原因で審査に落とされることは無くなりました。
▼まとめ
長年放置されてきた借金問題もいつかは解決をさせないといけないときが来ます。
解決の方法は、払うのか、時効援用をするのか、自己破産など法的整理をするのか?
借金の時効援用専門の泉南行政書士事務所では、相談は無料、追加費用は無しの安心価格、時効援用1案件26,400円(税込)で解決します。
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