時効の援用のご相談、ご依頼をいただきました
アコムに対する時効の援用のご相談、ご依頼を頂きました。
◎借金の時効援用日記 令和5年3月23日【泉南行政書士事務所】
▼ご相談内容
アコムの催告書に記載されている内容では、基本契約日が平成20年で、返済期日が平成24年で、請求額が95万円とのことで、アコムの催告書の内容が正しいと仮定すれば11年滞納しているというものでした。
お客様は信用情報(CIC)も開示していたのですが、CICの開示情報では、アコムで長期延滞をしている情報(いわゆるブラックリスト)が載っているものの、いつから滞納しているのか、そこの日付は空欄となっていました。
▼時効期間
アコムなど、消費者金融の借金であれば、
①5年以上払っていない
②5年以上債権者と話し合いをしていない
③直近の10年間で裁判を起こされていなかった(判決の出る前であれば間に合います)
以上の条件がそろっていれば、あとは債権者(アコム)に対して「消滅時効の援用」をすることで借金は消滅しますので、今後請求をされることも、裁判を起こされたり給料の差し押さえなどのリスクも無くなります。
お客様のご記憶では、5年どころか10年以上放置されているとのことでしたので、時効援用のご依頼をいただくことになりました。
▼時効援用後の信用情報(CIC)はどうなるの?
時効援用後のCICの情報は、すぐに消さないと違法性のあるものと、一括返済と同じように過去に滞納があったけれども完了している、いわゆるグレーな情報を5年間残しても違法性のないものがあります。
このお客様の場合、時効援用後CICの情報は抹消されて、すぐに綺麗になるものでした。
お客様は住宅ローンを組みたいとのことでした。
アコムの情報は4月末日で抹消されるのですが、お客様がカード会社の審査に落ちた情報(申込情報)が載っていて、それが8月末日まで(審査から6ヶ月)残ります。
つまり、5月以降は時効援用をしたことでアコムのブラックリストは消えて無くなりますが、8月末日までに住宅ローンの審査をした場合、「信用情報のクレジット情報自体はきれいだけれど数カ月前にクレジットカードの審査に落ちている」→「ということは、数カ月前のクレジットカードの審査のときは何か落とされる理由があったはず」と審査をした人から見られてしまい住宅ローンの審査に通らなくなるという、いわゆる「申し込みブラック」になってしまうので、9月以降に住宅ローンの審査をすることをお薦めいたしました。
9月以降であれば、信用情報は完全にきれいな状態になりますので、その後のローン審査では信用情報が原因で審査に通らなくなることは無くなります。
▼まとめ
長年放置されてきた借金問題もいつかは解決をさせないといけないときが来ます。
解決の方法は、払うのか、時効援用をするのか、自己破産など法的整理をするのか?
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