れいわクレジットから裁判を起こされていたお客様が裁判外で時効援用をした結果、裁判が取下げとなり無事解決いたしました
先月れいわクレジットから日本信販の借金で裁判を起こされた件で時効援用のご依頼をいただいた案件で、時効援用の結果、裁判所から取下書が届き、無事解決となりました。
◎借金の時効援用日記 令和5年5月13日【泉南行政書士事務所】
▼判決の出る前に時効援用をすることをお薦めします
れいわクレジットから日本信販の借金で請求が来たので、れいわクレジットに電話をして時効の援用をしたのですが、「受付けられない」「お断りします」と回答され、その後無視をしていたところ、先月裁判所から通知が届いたとのことで、当事務所にご相談をいただきました。
法理論上、時効援用は口頭でも有効なのですが、この裁判を無視してしまうと裁判官は、れいわクレジットの言い分だけを聞いて判決を出してしまいますので、口頭弁論期日前に、裁判外で、きっちりと証拠となる書面で時効援用をすることをお薦めしました。
ところが、お客様は「答弁書を出して、三重県から東京簡易裁判所まで出廷する」とのことでした。
お客様の考えは間違ってはいないのですが、東京簡易裁判所まで出廷する労力はもちろん、電話で時効援用をしたけれども受付けられずに断った理由や証拠が用意されていた場合には反論ができなくなるなどのリスクがありますので、できれば裁判外で、きっちりと証拠となる書面で時効の援用をしたうえで、れいわクレジットに対して、もし時効でない場合は理由や証拠を出すように、そして借金の時効消滅が成立したのであれば訴えの理由が無くなったので裁判を取下げるように進めた方が良いのですが、その時点では当職のアドバイスは受け入れてもらえませんでした。
ところがその後、お客様の気が変わったのか、お電話をいただき、時効援用のご依頼をいただくことになりました。
▼時効の条件
日本信販や三菱UFJニコスなど、信販会社の借金であれば、
①5年以上払っていない
②5年以上債権者と話し合いをしていない
③直近の10年間で裁判を起こされていなかった（判決の出る前であれば間に合います）
以上の条件がそろっていれば、あとは現在の債権者である、れいわクレジット管理株式会社に対して消滅時効の援用をすることで借金は消滅しますので、今後請求をされることも、給料の差し押さえなどのリスクも無くなります。
▼裁判所から取下書が届きました
「お世話になっております。東京簡易裁判所より取下書が届きました。大変ありがとうございました。」とのメールと取下書の写メをいただきました。
無事に借金は時効で消滅し、狙い通りに裁判の取下げという形で解決をさせることができました。
▼まとめ
長年放置されてきた借金問題もいつかは解決をさせないといけないときが来ます。
解決の方法は、払うのか、時効援用をするのか、自己破産など法的整理をするのか？
借金の時効援用専門の泉南行政書士事務所では、相談は無料、追加費用は無しの安心価格、時効援用1案件26,400円（税込）で解決します。
債務承認になるのか？ならないのか？など、裁判官に決めてもらわないと決着がつかないような事情がある場合は裁判上で争う必要がありますが、時効ではないという証拠が出てくるはずのない（争う必要が無い）場合は、なるべく裁判外で時効援用をして解決をすることをお薦めします。
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