返済ができなくても信用情報をきれいにできる?|借金の時効援用専門【泉南行政書士事務所】
半年ほど前に、アイフルに対する時効援用の依頼をいただいて借金を時効で消したお客様より、信用情報からアイフルの情報が消えて、きれいな情報のみになっていたとの報告をいただきました。
◎借金の時効援用日記 令和5年9月7日【泉南行政書士事務所】
▼ブラックリストを消して欲しい!
半年ほど前に「アイフルの信用情報を消して欲しいです。かかる費用の方も全てで26,400円で大丈夫ですか?」とのご相談メールをいただいたのが始まりでした。
その時点で請求総額は250万円を超えており、つい先日アイフルから送られてきた「優遇処置のご案内」で約90%引きで元本割れしている減額和解が来たけれども結局放置しているという状況でした。
▼信用情報からアイフルの情報を消す方法と消える時期
■減額和解や分割和解で返済した場合
では、仮にアイフルの「優遇処置のご案内」に記載された減額和解で払って完済した場合、JICCに「債務整理」という情報が登録され、5年後に消えて無くなります(5年間ブラックリスト)。
分割和解で払って解決をさせた場合も和解の時点でJICCに「債務整理」という情報が登録され、その情報は5年間残されます。
そして、CICで分割払いの終了(完済)の時点から、過去に滞納があったけれども終了したグレーな情報が5年間残されます(和解から5年間ブラック、そして完済から5年後に抹消)。
■一括返済をした場合
では仮に、250万円以上を一括で返済した場合ですが、その場合は債務整理情報が登録されませんので、過去に滞納があったけれども終了したグレーな情報が5年間CICに残されます(5年後に抹消)。
■時効で借金を消した場合
では、今回のお客様の様に借金を時効で消した場合はどうなるのでしょうか?
結論は2種類あります。
①すぐに消える
②一括返済と同じようにグレーな情報が5年間残る
(すぐに消えるか5年後に抹消)
今回のお客様の場合は①でしたので、アイフルの情報は時効援用後すぐに消えて無くなりました。
■自己破産した場合
自己破産をした場合、全国銀行協会(JBA)の信用情報に「破産手続開始決定」の情報が登録され、10年間保存されます(10年間ブラックリスト)。
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北海道から沖縄まで全国対応ですので、まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。
▼まとめ
長年放置されてきた借金問題もいつかは解決をさせないといけないときが来ます。
解決の方法は、払うのか、時効援用をするのか、自己破産など法的整理をするのか?
アイフルなど、消費者金融の借金の時効期間は5年ですので、5年以上放置された借金であれば、まずは時効援用から検討していくのがセオリーとなります。
減額や分割の和解交渉をしてしまうと、その時点から5年間は時効で解決できなくなってしまうリスクがあるのでご注意ください。
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