時効?返済?信用情報がきれいになる仕組み
長年放置されてきた借金問題もいつかは解決をさせないといけないときが来ます。
解決の方法は、払うのか、時効で消すのか、自己破産など法的整理をするのか?
今回は、払うのか、それとも時効で消すのかについて、信用情報も含めたメリット・デメリット、そして信用情報から勝手に消える債権もあること、勝手に信用情報からクレジット情報が消えたからと言って借金が消えた訳ではないことを解説していきます。
◎借金の時効援用日記 令和5年9月27日~令和6年5月30日
▼令和5年9月27日:CICに載っていたオリコの情報は時効援用により消えて無くなっていました
先月、CICに20年放置されているオリコの延滞情報(いわゆるブラックリスト)が載っていたとのことでした。
信販会社や消費者金融の借金であれば、
①5年以上払っていない
②5年以上債権者と話し合いをしていない
③直近の10年間で裁判を起こされていなかった
以上の条件がそろっていれば、あとは債権者に対して消滅時効の援用をすることで借金は消滅しますので、今後請求をされることも、裁判を起こされたり給料の差し押さえのリスクも無くなります。
そこで先月、時効援用のご依頼をいただき解決をさせました。
時効援用後、CICの情報は【すぐに消さないと違法性のあるもの】と【過去に延滞はあったけれども完了しているグレーな情報を5年間残しても違法性の無いもの】の2種類(東京地方裁判所:平成28年6月8日判決)があるのですが、今回の件はすぐに消してもらえるものでした。
ただ、別件(アメックス)で1年前に完済した借金があり、それでグレーな情報が残っています。
過去に長期延滞があり、それを返済して解決をさせた場合、過去に滞納があったけれども完了しているグレーな情報が、完済から5年間残されることになります。
ですので、オリコの時効援用後はCICからブラックな情報は消えて無くなるけれども、アメックスのグレーな情報が4年ほど残ると説明をさせていただきました。
ただ「もっと他にも延滞中の借金があったはずなのに...」とのことでした。
ですので、オリコのクレジット情報に昔の電話番号が載っていたので、次はオリコの時効援用後に昔の電話番号も載せてJICCとCIC両方の情報開示をすることをお薦めしていました。
そしてオリコに時効援用をした後にJICCとCICを開示したところ、前回の開示ではCICに載っていたオリコの情報は消えており、JICCにもオリコの情報は載っていませんでした(こちらも時効援用により抹消されたと推定されます)。
ですが、今度はアイフルで21年ほど滞納している情報が載っていましたので、こちらも時効で消したいとのことで、時効援用のご依頼いただき解決をさせました。
▼令和6年5月30日:JICCとCICに載っていない請求がオリンポス債権回収から来た!
アイフルの借金を時効で消した後、もう一度JICCとCICを開示したらアイフルの情報も消えていたとのことでした。
ですが、信用情報には載っていなかったのに、債権譲渡通知がオリンポス債権回収から来たとのことでした。
詳しいお話をお伺いしたところ、ディックファイナンスの借金で請求が来ているとのことでした。
ディックファイナンスの信用情報につきましては、平成25年にCFJ合同会社が信用情報機関から退会しましたので、その時点で信用情報から抹消されました。
ただ、信用情報からクレジット情報が抹消されたからと言って、借金が消えた訳ではございませんので、ディックファイナンスの借金も、払うのか、時効で消すのか、どちらかしないといけないということになります。
21年放置され、利息・損害金を合わせて請求額は135万円にふくれあがっていました。
借金の時効援用専門の泉南行政書士事務所は、相談は無料、追加費用無しの安心価格、時効援用1案件26,400円(税込)で解決させます。
▼まとめ
5年以上放置された借金の解決方法は、払うのか、時効で消すのか、自己破産など法的整理をするのか?いつかは必ず解決をさせないといけないときが来ます。
信用情報に関するメリット・デメリットでいけば、
①時効援用(すぐに消えるか5年間グレー)
②返済(5年間グレー)
③自己破産(10年間ブラック)
ということになります。
長年の借金の悩みもスッキリと解決させてしまう26,400円で借金を消す方法!
借金の時効援用のことなら、泉南行政書士事務所にお任せください!
▼下のボタンから関連記事もご覧ください
借金の時効援用に専門特化した行政書士直伝の貴重な情報がたくさんあります。
一度ご覧になって、お役立てくださいませ。