時効援用で、あなたも借金をきれいにしませんか?
れいわクレジット管理とアコムとジャックスの3社に時効援用をしたお客様が、借金を時効で消してから信用情報を開示しました。
今回のブログでは、その手順や流れを簡単に紹介します。
◎借金の時効援用日記 令和7年1月20日~4月22日【泉南行政書士事務所】
▼れいわクレジット管理とアコムへの時効援用のご依頼をいただきました(1月20日)
れいわクレジット管理株式会社から「残高証明書」が3通(3債権)、アコム株式会社から「ご返済のお願い」と題したハガキが届いたとのご相談でした。
三菱UFJニコスやアコムなど、信販会社や消費者金融の借金であれば、
①5年以上払っていない
②5年以上債権者と支払いの話し合いをしていない
③直近の10年間で裁判を起こされていない(判決の出る前であれば間に合います)
以上の条件がそろっていれば、あとは現在の債権者に対して「消滅時効の援用」をすることで借金は時効消滅しますので、今後請求をされることも、裁判を起こされたり給料の差し押さえのリスクも無くなります。
お客様の話では、時々ハガキや封筒で請求は来ていたけれど、10年以上放置をしていて、裁判所から通知が届くことも無かったとのことでした。
れいわクレジット管理からは3債権の請求が来ていたのですが、3債権とも時効援用の通知先は同じ(れいわクレジット管理)ですので、3債権ともまとめて時効援用をする書面を作成すれば解決できますので、費用は時効援用書面作成業務1案件分の26,400円(税込)で、この3債権は解決できます。
お客様のリクエストで、1件はすぐにしてほしいけれども、2件目は給料日の後がいいので、26,400円ずつ、入金予定日は2回に分けて契約書を送らせていただきました。
あと、別件でも10年以上放置している借金が有るのだけれど、請求が来ないので、今はどうなっているのか分からないとのことでした。
ですので、信用情報の開示をすることをお薦めさせていただきました。
そして信用情報に現在も延滞中になっている、いわゆる「ブラックリスト」と呼ばれている情報が載っていれば、それも時効で消して借金をきれいにしていくことを提案させていただきました。
ちなみに、れいわクレジット管理の件は、8年ほど前に、すでに信用情報からは消えて無くなっています。
▼JICCの開示結果が届きました(1月25日)
日本には信用情報機関がJICC・CIC・JBA(全国銀行協会)と3つあります。
銀行系の借入は無かったとのことでしたので、今回のお客様の場合はJICCとCICの2つを開示すれば、日本の信用情報機関に登録されている全ての情報が確認できるということになります。
JICCの開示はできたのですが、CICの開示がシステムエラーの表示が出て、まだ開示ができていないとのことでした。
そして、JICCの開示結果は、アコムで延滞中の情報のみでした。
時効援用後、このアコムの情報は抹消されますので、JICCの情報は完全に真っ白(スーパーホワイト)となります。
アコムの借金は約18年放置されていて、利息だけでも200万円以上にふくれあがっているので、そちらから解決をさせてほしいとのことでした。
契約書は署名捺印をして郵送したので、到着次第アコムへ時効援用通知を送ってほしいとのことでした。
▼アコムに時効援用通知を発送(1月27日)
契約書が到着しましたので、アコムへ時効援用通知を内容証明にて発送いたしました。
▼アコムに時効援用通知到達(1月28日)
アコムが、いつ時効援用通知を受け取ったのかという証拠になります配達証明書によると、1月28日にアコムが時効援用通知を受け取ったとのことでした。
▼CICの開示ができない?(1月29日)
お客様より、スマートフォンから何度CICを開示しても、システムエラーの表示が出て開示ができないとのご相談をいただきました。
CICに電話で問い合わせるか、郵送で開示をすることを提案させていただきました。
そしてアコムの情報が信用情報から抹消されるタイミングですが、JICCは1週間に1回情報の更新があるのに対し、CICは1ヶ月に1回の情報更新となります。
アコムが時効援用通知を受け取ったのが1月28日でしたので、アコムの事務処理の関係上、2月に入ってからCICに時効消滅の報告が入ることが予想されるので、3月以降にCICを開示すると、アコムの延滞情報が抹消されていることと、別件で延滞中の情報が載っていないかの確認が1回で出来ますので、3月以降にCICの開示をすることを提案させていただきました。
▼れいわクレジット管理に時効援用通知を発送(2月10日)
2回目の費用を入金していただきましたので、れいわクレジット管理に「3債権全て時効」という時効援用通知書を作成し、内容証明にて発送いたしました。
▼れいわクレジット管理に時効援用通知到達(2月12日)
れいわクレジット管理が、いつ時効援用通知を受け取ったのかという証拠になる配達証明書によると、2月12日にれいわクレジット管理が時効援用通知を受け取ったとのことでした。
▼一旦業務終了(2月17日)
ご依頼をいただいていたアコム・れいわクレジット管理への時効援用書面作成業務が完了しましたので、内容証明の謄本と配達証明書に業務報告書と費用明細書を付けて、お客様に郵送いたしました。
これにて一旦業務終了となりますが、3月以降に信用情報を開示するとのことでしたので、開示結果のフォローができるように、書類やメモは全て残しておきました。
▼信用情報開示結果着(3月15日)
結局CICの開示は郵送でしたとのことでした。
JICCの開示結果は、前回の開示では載っていたアコムで延滞中の情報が、時効援用の結果、抹消されて無くなっていました。
そしてCICの開示結果はジャックスで18年延滞中の情報1件となっていました。
アコムの情報は載っていなかったので、時効援用の結果こちらも抹消されたので載っていないと推定されます。
ジャックスの件も時効援用のご依頼をいただいたのですが、この案件は時効援用後の信用情報の処理のされ方がアコムの件と異なることを説明させていただきました。
結論でいきますと、この案件は一括弁済で完済をした人と同様に、過去に滞納があったけれども完了しているグレーな情報が5年間残されても違法性の無いものでした。
このように時効援用後に5年間情報を残すことの違法性が争われた裁判事例の解説を、最後まで読み進めていただきましたらその下にリンクしているボタンを用意しておきますので、違法性の有無に関する線引きを知りたい方は、そちらでチェックしてください。
▼ジャックスに時効援用通知を発送(3月21日)
お客様に署名捺印をしていただいた契約書が到着致しましたので、即日で時効援用通知書を内容証明でジャックスに発送しました。
▼ジャックスに時効援用通知到達(3月22日)
ジャックスに、いつ時効援用通知が到達したのかという証拠になる配達証明書によりますと、3月22日にジャックスに時効援用通知が到達したとのことでした。
▼ジャックスの件も業務終了(3月26日)
ジャックスに対する時効援用書面作成業務が完了しましたので、内容証明の謄本と配達証明書に業務報告書と費用明細書を付けて、お客様に郵送いたしました。
今回のジャックスの件で時効援用の結果がCICに反映されるタイミングですが、CICに対するジャックスの報告が3月中に入っていれば4月以降、4月に入ってから報告が入った場合は5月以降の開示結果で時効援用後の処理がされていることが確認できます。
▼信用情報を再び開示した結果着(4月22日)
信用情報を開示した結果、JICCはアコムの情報が消えて情報はゼロになっていたとのことでした。
CICは、ジャックスの情報が過去に滞納はあったけれども完了しているグレーな情報(遅延解消)となっていて、保有期限に5年後の日付が入っていました(5年後にはジャックスの情報そのものが消えて無くなります)。
このようなグレーな情報は、ローンなどの審査の際には、いつ給料の差し押さえをされるのか分からない、いわゆるブラックリストではないとはいえ、過去に滞納をしていた事実が分かるものですのでローン審査で足を引っ張られるものであることを説明させていただきました。
そして、ローンの審査では信用情報以外にも、勤続年数や収入、担保なども含めて審査されますので、グレーな情報が残っている5年間は、クレジットカードであれば限度額の一番低いものにすることや、住宅ローンや車のローンであれば頭金なども検討することをお薦めしておきました。
ジャックスのグレー情報は5年後に抹消されます。
このまま5年間何もせずに放置しますと、信用情報機関3社とも何も情報が載っていない、いわゆるスーパーホワイトと言われる状態になってしまいます。
このスーパーホワイトは、自己破産など、過去に大きな金融事故を起こした後の人と同じ状態ですので、スーパーホワイトだけを理由にローンの審査を落とす金融会社もあります。
ですので、5年以内に一番限度額の低いクレジットカードを作っておくことを提案させていただきました。
それでもし審査に落ちた場合は、6ヶ月以上間隔をあけてから別のクレジットカードの申し込みをすることも説明させていただきました。
なぜかというと、信用情報には申し込み情報(照会記録)というのがあり、6ヶ月載せられます。
つまり、審査をする人から見れば、他社のローン審査に落ちたことが分かってしまいます。
そのように他社の審査に落ちてしまったこともマイナスに評価されるリスクがあるということです(いわゆる申込ブラック)。
一枚クレジットカードが作れたならば、5年後にジャックスのグレー情報が消えて無くなると信用情報は完全にきれいな状態になります。
▼まとめ
5年以上放置の借金をそれ以上放置するのはやめてください。
時効援用をすれば借金を0円に消すことができます。
長年放置されてきた借金問題もいつかは解決をさせないといけないときが来ます。
解決の方法は、払うのか、時効援用をするのか、自己破産など法的整理をするのか?
5年以上放置された借金をそれ以上放置するのはリスクばかりです。
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